11月20日(水)茨木市社会福祉協議会・主原分室にて、内部防災研修を開催しました。あかね空会員は災害時の備えが重要と考え、年に一度、内部防災研修を行なっています。
今回は、防災食の試食と、危機管理士と防災士から防災のお話を聞く、二本立て。
まずは防災食。実際にお湯や水を入れて調理や温めをしました。
各種アルファ化米の調理やモーリアンヒートパックでの温めは、まず書いてある作り方などをよく読んで、その通りに実施することが重要。一度実践しておくとイザというときに安心です。
防災食としてネット販売されているレトルト食品。ロングライフブレッド。レトルトのミキサー食。お湯を注げば食べられるフリーズドライのにゅう麺やお吸い物。「CoCo壱番屋監修・長期保存対応温めずに食べられるカレー」は普段食べなれている人にはホッとする味かも。
長期保存可能な食品が随分おいしくなっていて種類も多くなっている、というのは大きな発見でした。災害時でも自宅が安全であれば「おうち避難所」で過ごせます。災害時だからこそ美味しく食べられる食品を自宅に揃えたいと思いました。
試食会のあと、「スペシャルニーズのある人と家族のくらしを支える会Cherish(チェリッシュ)」の吉田琴美さんと田中美紀さんから「いま一度、防災のきほんのき」と題したお話を聞きました。
・障害児者のいる家族は警戒レベル3<高齢者等避難>の段階で避難すべし。
・人間は食べるのを我慢できても出す方は我慢できない、だからトイレは重要。
・災害によって避難場所が変わるので、住んでいる地域そして旅先でも事前に調べておく。
・遠く離れた同じ宿泊施設を何度も利用して慣れておけば、費用はかかるが安全な避難先となる。
・<災害時要支援者>の基準に入らない軽度障害児者であっても自治体へ依頼すれば登録できる。
・服薬情報を紙ベースとスマホなどに分散。薬を備蓄する。普段のかばんに一日分は入れておく。
・ふだんから地域の中で顔の見える関係性、友達ネットワークを築くこと。
など、役に立つポイントをたくさん聞かせていただきました。
吉田さん、田中さん、とても勉強になるお話をありがとうございました! あかね空は今後も障害のある人たちの防災を共に考えていきたいと思っています。
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